「家でやる」と「家でもやる」は全く違う

塾をやっていると必ず生徒から聞く言葉、「今日は家でやってもいいですか?」。
こう言ってきたとき、指導者のみなさんはどうされてますか?
また、ご家庭ではどう対処されていますか?

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良い教師とは!? 教師の役割とは!?

教師(講師)の役割とは何なのでしょうか?
 
分からないことを分かるようにしてあげること?
成績を上げること?
学習習慣を身に着けさせること?
考える力を育てること?
 
これらはもちろん大切なことですが、やはり枝葉でしかありません。
本当の役割とは…。

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実際、予備校って良いのか悪いのか?

予備校は良いのか悪いのか?

これ、本当によく聞かれます。(特にご父兄から)

つまりは、予備校に行って成績が上がるかどうか?

良い予備校、悪い予備校はどう見分ける?

今回はこの辺りについて話をしようと思う。 「実際、予備校って良いのか悪いのか?」の続きを読む…

良い塾とは ②

先生と生徒

 

前回「大手塾は危険」と言いました。

なら、どんな塾なら大丈夫なのか?

答えは、以下の条件を満たすような先生(のいる塾)です。

 

      1. 早慶や国立、医学部への進学実績を(現実に)持っている

      2. 下位の高校から、上位校への進学実績がある

      3. 授業をやってすぐ帰すのではなく、自習を強要して徹底的にやってくれる

      4. 責任者が直接指導している(=面談者と授業担当者が同一)

      5. 責任者が単教科ではなく、総合指導ができる(少なくとも英・数)

      6. 先生のコミュニケーション能力が高い

      7. どうやったら合格できるか、ノウハウが確立している

      8. 一本筋が通っていて、生徒を厳しく律することができる

以上のことを聞いてみて下さい。

おそらくすべてに当てはまることは難しいですが、

せめて5つは満たしてもらいたいと思います。

 

特に4について、転塾してきた保護者の方からよく聞きます。

明光義塾、スクールIE、東京個別指導学院、トーマスなど、まさにこの点でアウトです。

面談に行っても、模試結果を見せられて、当たり障りないトークをします。

(というか、本部マニュアルに沿って言ってるだけなんですが…)

「授業やってて気がかりなのは~」や「数学の解き方はこの辺りに問題があります」

なんていう生の声も聴けません。(授業は別の人がやってるので当然です)

 

このチェックは家庭教師に対しても有効です。

安さにつられて、家庭教師のトライなんかに飛びつくと、

最近受験が終わったばかりの子どもが来ます。

 

自分の経験しかない人が、まったく個性の異なる生徒に有効な指導など不可能です。

まだこれが塾なら、管理者が近くにいるので少しは補完されますが、

家庭教師は誰もチェックしてくれません。

かといって、経験豊かなプロの人を頼むと、時給1万円はくだりません。

 

なので、地元で長年にわたってやっていて、指導経験も実績も豊富で、

いつでも親身に相談に乗ってくれて、厳しく指導してくれる先生がやってる個人塾が最強です。

 

しかし、大学受験のレベルになると、そこまでの方が個人でやっているケースはまれです。

もし近くにあるなら、是非門をたたいてみてください。

 

 

次はもっと簡潔に、「これができる塾ならお勧め!」というお話をします。

 

 

 

 

良い塾とは ①

予備校

良い塾ってなんでしょう?

 

「授業が良い」、「教室がきれい」、「授業料が安い」、「進学実績が良い」

いろいろな意見があるでしょう。

 

でも、本当に重要なのは、

学力低位者を高みに導けるかどうかす。

 

そのためには、授業を聞いて、はい終わりでは話になりません。

たしかに元来できる子なら効果があるかもしれません。

しかし、学力が整っていない時点で、それは無理な相談です。

 

【おすすめできない塾】

大手予備校 … 確実にお客さんになって終わりです。

タイムカード押して授業中はスマホいじって、

時間が来たら帰って、帰りにコンビニで立ち読みです。

 

大手個別指導塾 … 手取り足取り、学校のペースに合わせて指導してもらえます。

でも、それだけです。自分のペース = 都合のいいペース。

甘やかされて育ち、気づけば向上心のない子になっています。

教えているのはそこら辺の学生。

(あれだけの教室全てに優秀な講師など絶対いませんから)

 

 

大手塾は危険です。

特待生制度をエサに、優秀な生徒を集め、合格実績を上げさせます。

それをエサに、「自分もそうなれる」と錯覚させ、入塾したら完全放置…。

親は「塾に行ってるから安心」、

生徒は「なんか予備校カッコいい、できるようになった」と錯覚。

気づけば、学習習慣が崩壊しています。

 

機会があれば聞いてみてください。

合格者ではなく合格率はどれくらいですか?

 

おそらく答えてもらえないはずです。(本当はきっちりデータがあります)

 

大手予備校の東大合格者を合計すると、なぜか東大の定員をオーバーします(笑)

生徒数と合格実績から計算すると、早慶なんかはせいぜい1%程度です。

これが現実です。

 

ちなみに、私は大手予備校から地元の小規模塾まで、各所で教鞭をとってきました。

しかし、せっかく伸びる芽をもっているのに、伸ばすことができないジレンマに耐え切れず

少人数でガリガリやらせる塾を始めました。

 

今、私の塾の早慶国立の合格率は(無選抜ながら)30%以上はあります。

全国トップも取らせました。

でも、彼らはみんな最初はどん底でした。

予備校や大手塾なら100%腐って終わりです。

 

では、具体的に、

良い塾はどのようにして探して選べばいいのか?

 

次にそれを説明しますね。

 

 

 

 

精神性の高め方は「人」しかない

速く!

精神性の高め方はすでに述べましたが、初期状態でこれを持っている人は少ないはず。

なら、どうすれば、その状態にたどり着けるのか?

 

ここで、知っておいてほしいのが…

「人は、人によってしか、革新的変化を遂げられない」

ということです。

 

確かに一冊の本で人生が大きく変わる人もいます。

偶然見たTVで人生を変えた人もいるでしょう。

でも 、よっぽどの感受性を持たない限り、それは不可能です。

 

またそのような変化を持つには、前提が必要です。

つまりその前に、変化につながる何らかのエナジーチャージが必要であり、

それがあってはじめて、テレビや書物などのトリガーが働くのです。

 

でも、自然とそんな状況になれる人などごく少数です。

ならどうするか?

 

良き指導者に出会い、

成長環境を与えてもらうしかありません。

 

つまり、良い指導者を探すことが必要です。

ここで重要なのは、うわべだけの「良い塾」ではないということです。

 

これを間違えると、塾選びに失敗することになります。

次に、良い塾とは何かを考えてみたいと思います。

 

精神性がもっとも重要!心の強さを身につけること!

精神力

大学受験は、頭のいい人が勝つのか?

 

いいえ、そんなことはない。

心の強い人こそが勝つのです。

 

では「心の強い人」とはどんな人なのか?

次の10個の質問に答えてみてください。

  •  自分の行きたい大学や、自分のなりたい職業が決まっている
  •  その目標をみんなに公言している(あるいは、することができる)
  •  そのためにすべてを捨てる覚悟がある(部活や趣味)
  •  好きなことをやりだしたら、とことんやってしまう
  •  やらなきゃいけないことは、寝ずにでもやる
  •  多少の熱でもやるべきことはやる
  •  自分から相談しに行く
  •  やり始めたら最後までやる
  •  解けなかったら、どうしようもなく悔しくなる
  •  人(あるいは「あいつ」)に負けるのがイヤだ

 

私は、いつも生徒に、「精神こそがすべてを決める」と言っています。

精神の強さがどう顕現するかは人によって異なりますが、

上の項目で6つ以上なら「良い」、8つ以上なら「エクセレント」です。

 

発達段階に大きな差が出る小学生や中学生とは違って、

高校生は、身体も頭も、その本質において大きな差はありません。

勝敗を決めるのは、積上げてきた努力の量です。

そしてその努力の量を決めるのが、「精神性」です。

 

私は長年にわたって、

本当にどん底の生徒を、早慶や国立に導いてきました。

そしてその生徒たちは、100%強い精神を有していました。

 

ちなみに上の10個は、偏差値30から始めて、わずか一年で、

代ゼミ模試などで三度全国トップを取った生徒の特性です。

 

教育と受験のプロとして断言します。

大学受験で果てしなく上位を極めるためには、精神こそがすべてです!