前回「大手塾は危険」と言いました。
なら、どんな塾なら大丈夫なのか?
答えは、以下の条件を満たすような先生(のいる塾)です。
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こ の 記 事 の 目 次
早慶や国立、医学部への進学実績を(現実に)持っている
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下位の高校から、上位校への進学実績がある
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授業をやってすぐ帰すのではなく、自習を強要して徹底的にやってくれる
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責任者が直接指導している(=面談者と授業担当者が同一)
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責任者が単教科ではなく、総合指導ができる(少なくとも英・数)
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先生のコミュニケーション能力が高い
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どうやったら合格できるか、ノウハウが確立している
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一本筋が通っていて、生徒を厳しく律することができる
以上のことを聞いてみて下さい。
おそらくすべてに当てはまることは難しいですが、
せめて5つは満たしてもらいたいと思います。
特に4について、転塾してきた保護者の方からよく聞きます。
明光義塾、スクールIE、東京個別指導学院、トーマスなど、まさにこの点でアウトです。
面談に行っても、模試結果を見せられて、当たり障りないトークをします。
(というか、本部マニュアルに沿って言ってるだけなんですが…)
「授業やってて気がかりなのは~」や「数学の解き方はこの辺りに問題があります」
なんていう生の声も聴けません。(授業は別の人がやってるので当然です)
このチェックは家庭教師に対しても有効です。
安さにつられて、家庭教師のトライなんかに飛びつくと、
最近受験が終わったばかりの子どもが来ます。
自分の経験しかない人が、まったく個性の異なる生徒に有効な指導など不可能です。
まだこれが塾なら、管理者が近くにいるので少しは補完されますが、
家庭教師は誰もチェックしてくれません。
かといって、経験豊かなプロの人を頼むと、時給1万円はくだりません。
なので、地元で長年にわたってやっていて、指導経験も実績も豊富で、
いつでも親身に相談に乗ってくれて、厳しく指導してくれる先生がやってる個人塾が最強です。
しかし、大学受験のレベルになると、そこまでの方が個人でやっているケースはまれです。
もし近くにあるなら、是非門をたたいてみてください。
次はもっと簡潔に、「これができる塾ならお勧め!」というお話をします。