就職したきゃ塾バイト!

「○○歳になったらマックでバイトしろ」という本が大ヒットしていましたが、

塾を経営する立場からすると、

「大学生になったら、そして良いところに就職したかったら、塾でバイトしろ!」 と言いたい。

このことは、ご父兄からも言われることが多く、

「塾以外のバイトは禁止!」 という硬派な親御さんもいるくらいです。 「就職したきゃ塾バイト!」の続きを読む…

「家でやる」と「家でもやる」は全く違う

塾をやっていると必ず生徒から聞く言葉、「今日は家でやってもいいですか?」。
こう言ってきたとき、指導者のみなさんはどうされてますか?
また、ご家庭ではどう対処されていますか?

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良い教師とは!? 教師の役割とは!?

教師(講師)の役割とは何なのでしょうか?
 
分からないことを分かるようにしてあげること?
成績を上げること?
学習習慣を身に着けさせること?
考える力を育てること?
 
これらはもちろん大切なことですが、やはり枝葉でしかありません。
本当の役割とは…。

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センター試験の実際的な役割

毎年50万人以上、ほぼすべての受験生が受験するセンター試験、
これはどのようなものとして考えればいいのだろうか?
 
もちろん、国公立大学を受けるための一次試験であり、
私立大学受験の数ある入り口の一つであることは周知のとおりです。
 
ここでは、教育の現場で指導に当たっている立場から、
センター試験の実践的な意味を考えてみたいと思います。

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大学入試 制度改革 まるっと解説してみた

文部科学省が進めている大学入試改革は、大きく分けて3つあります。

その3つとは、
 
① 現在実施されている大学入試センター試験の廃止と新テストへの移行、
 
② 基礎学力を試すための新しい基礎学力テストの実施、
 
③ 各大学が実施する個別テストの改革
 
の3つです。

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実際、予備校って良いのか悪いのか?

予備校は良いのか悪いのか?

これ、本当によく聞かれます。(特にご父兄から)

つまりは、予備校に行って成績が上がるかどうか?

良い予備校、悪い予備校はどう見分ける?

今回はこの辺りについて話をしようと思う。 「実際、予備校って良いのか悪いのか?」の続きを読む…

良い塾とは ②

先生と生徒

 

前回「大手塾は危険」と言いました。

なら、どんな塾なら大丈夫なのか?

答えは、以下の条件を満たすような先生(のいる塾)です。

 

      1. 早慶や国立、医学部への進学実績を(現実に)持っている

      2. 下位の高校から、上位校への進学実績がある

      3. 授業をやってすぐ帰すのではなく、自習を強要して徹底的にやってくれる

      4. 責任者が直接指導している(=面談者と授業担当者が同一)

      5. 責任者が単教科ではなく、総合指導ができる(少なくとも英・数)

      6. 先生のコミュニケーション能力が高い

      7. どうやったら合格できるか、ノウハウが確立している

      8. 一本筋が通っていて、生徒を厳しく律することができる

以上のことを聞いてみて下さい。

おそらくすべてに当てはまることは難しいですが、

せめて5つは満たしてもらいたいと思います。

 

特に4について、転塾してきた保護者の方からよく聞きます。

明光義塾、スクールIE、東京個別指導学院、トーマスなど、まさにこの点でアウトです。

面談に行っても、模試結果を見せられて、当たり障りないトークをします。

(というか、本部マニュアルに沿って言ってるだけなんですが…)

「授業やってて気がかりなのは~」や「数学の解き方はこの辺りに問題があります」

なんていう生の声も聴けません。(授業は別の人がやってるので当然です)

 

このチェックは家庭教師に対しても有効です。

安さにつられて、家庭教師のトライなんかに飛びつくと、

最近受験が終わったばかりの子どもが来ます。

 

自分の経験しかない人が、まったく個性の異なる生徒に有効な指導など不可能です。

まだこれが塾なら、管理者が近くにいるので少しは補完されますが、

家庭教師は誰もチェックしてくれません。

かといって、経験豊かなプロの人を頼むと、時給1万円はくだりません。

 

なので、地元で長年にわたってやっていて、指導経験も実績も豊富で、

いつでも親身に相談に乗ってくれて、厳しく指導してくれる先生がやってる個人塾が最強です。

 

しかし、大学受験のレベルになると、そこまでの方が個人でやっているケースはまれです。

もし近くにあるなら、是非門をたたいてみてください。

 

 

次はもっと簡潔に、「これができる塾ならお勧め!」というお話をします。

 

 

 

 

良い塾とは ①

予備校

良い塾ってなんでしょう?

 

「授業が良い」、「教室がきれい」、「授業料が安い」、「進学実績が良い」

いろいろな意見があるでしょう。

 

でも、本当に重要なのは、

学力低位者を高みに導けるかどうかす。

 

そのためには、授業を聞いて、はい終わりでは話になりません。

たしかに元来できる子なら効果があるかもしれません。

しかし、学力が整っていない時点で、それは無理な相談です。

 

【おすすめできない塾】

大手予備校 … 確実にお客さんになって終わりです。

タイムカード押して授業中はスマホいじって、

時間が来たら帰って、帰りにコンビニで立ち読みです。

 

大手個別指導塾 … 手取り足取り、学校のペースに合わせて指導してもらえます。

でも、それだけです。自分のペース = 都合のいいペース。

甘やかされて育ち、気づけば向上心のない子になっています。

教えているのはそこら辺の学生。

(あれだけの教室全てに優秀な講師など絶対いませんから)

 

 

大手塾は危険です。

特待生制度をエサに、優秀な生徒を集め、合格実績を上げさせます。

それをエサに、「自分もそうなれる」と錯覚させ、入塾したら完全放置…。

親は「塾に行ってるから安心」、

生徒は「なんか予備校カッコいい、できるようになった」と錯覚。

気づけば、学習習慣が崩壊しています。

 

機会があれば聞いてみてください。

合格者ではなく合格率はどれくらいですか?

 

おそらく答えてもらえないはずです。(本当はきっちりデータがあります)

 

大手予備校の東大合格者を合計すると、なぜか東大の定員をオーバーします(笑)

生徒数と合格実績から計算すると、早慶なんかはせいぜい1%程度です。

これが現実です。

 

ちなみに、私は大手予備校から地元の小規模塾まで、各所で教鞭をとってきました。

しかし、せっかく伸びる芽をもっているのに、伸ばすことができないジレンマに耐え切れず

少人数でガリガリやらせる塾を始めました。

 

今、私の塾の早慶国立の合格率は(無選抜ながら)30%以上はあります。

全国トップも取らせました。

でも、彼らはみんな最初はどん底でした。

予備校や大手塾なら100%腐って終わりです。

 

では、具体的に、

良い塾はどのようにして探して選べばいいのか?

 

次にそれを説明しますね。