「家でやる」と「家でもやる」は全く違う
良い教師とは!? 教師の役割とは!?
実際、予備校って良いのか悪いのか?
予備校は良いのか悪いのか?
これ、本当によく聞かれます。(特にご父兄から)
つまりは、予備校に行って成績が上がるかどうか?
良い予備校、悪い予備校はどう見分ける?
今回はこの辺りについて話をしようと思う。 「実際、予備校って良いのか悪いのか?」の続きを読む…
授業を取りたがる生徒は伸びない!
できる人は速く書く!速く書けば成長する!
みなさん、どれくらいの速さで書いていますか?
これ、そんなに大切なのかな?と思うかもしれませんが、実はとても大切なことなんです。 「できる人は速く書く!速く書けば成長する!」の続きを読む…
良い塾とは ②
前回「大手塾は危険」と言いました。
なら、どんな塾なら大丈夫なのか?
答えは、以下の条件を満たすような先生(のいる塾)です。
-
早慶や国立、医学部への進学実績を(現実に)持っている
-
下位の高校から、上位校への進学実績がある
-
授業をやってすぐ帰すのではなく、自習を強要して徹底的にやってくれる
-
責任者が直接指導している(=面談者と授業担当者が同一)
-
責任者が単教科ではなく、総合指導ができる(少なくとも英・数)
-
先生のコミュニケーション能力が高い
-
どうやったら合格できるか、ノウハウが確立している
-
一本筋が通っていて、生徒を厳しく律することができる
以上のことを聞いてみて下さい。
おそらくすべてに当てはまることは難しいですが、
せめて5つは満たしてもらいたいと思います。
特に4について、転塾してきた保護者の方からよく聞きます。
明光義塾、スクールIE、東京個別指導学院、トーマスなど、まさにこの点でアウトです。
面談に行っても、模試結果を見せられて、当たり障りないトークをします。
(というか、本部マニュアルに沿って言ってるだけなんですが…)
「授業やってて気がかりなのは~」や「数学の解き方はこの辺りに問題があります」
なんていう生の声も聴けません。(授業は別の人がやってるので当然です)
このチェックは家庭教師に対しても有効です。
安さにつられて、家庭教師のトライなんかに飛びつくと、
最近受験が終わったばかりの子どもが来ます。
自分の経験しかない人が、まったく個性の異なる生徒に有効な指導など不可能です。
まだこれが塾なら、管理者が近くにいるので少しは補完されますが、
家庭教師は誰もチェックしてくれません。
かといって、経験豊かなプロの人を頼むと、時給1万円はくだりません。
なので、地元で長年にわたってやっていて、指導経験も実績も豊富で、
いつでも親身に相談に乗ってくれて、厳しく指導してくれる先生がやってる個人塾が最強です。
しかし、大学受験のレベルになると、そこまでの方が個人でやっているケースはまれです。
もし近くにあるなら、是非門をたたいてみてください。
次はもっと簡潔に、「これができる塾ならお勧め!」というお話をします。
良い塾とは ①
良い塾ってなんでしょう?
「授業が良い」、「教室がきれい」、「授業料が安い」、「進学実績が良い」
いろいろな意見があるでしょう。
でも、本当に重要なのは、
学力低位者を高みに導けるかどうかす。
そのためには、授業を聞いて、はい終わりでは話になりません。
たしかに元来できる子なら効果があるかもしれません。
しかし、学力が整っていない時点で、それは無理な相談です。
【おすすめできない塾】
大手予備校 … 確実にお客さんになって終わりです。
タイムカード押して授業中はスマホいじって、
時間が来たら帰って、帰りにコンビニで立ち読みです。
大手個別指導塾 … 手取り足取り、学校のペースに合わせて指導してもらえます。
でも、それだけです。自分のペース = 都合のいいペース。
甘やかされて育ち、気づけば向上心のない子になっています。
教えているのはそこら辺の学生。
(あれだけの教室全てに優秀な講師など絶対いませんから)
大手塾は危険です。
特待生制度をエサに、優秀な生徒を集め、合格実績を上げさせます。
それをエサに、「自分もそうなれる」と錯覚させ、入塾したら完全放置…。
親は「塾に行ってるから安心」、
生徒は「なんか予備校カッコいい、できるようになった」と錯覚。
気づけば、学習習慣が崩壊しています。
機会があれば聞いてみてください。
合格者ではなく合格率はどれくらいですか?
おそらく答えてもらえないはずです。(本当はきっちりデータがあります)
大手予備校の東大合格者を合計すると、なぜか東大の定員をオーバーします(笑)
生徒数と合格実績から計算すると、早慶なんかはせいぜい1%程度です。
これが現実です。
ちなみに、私は大手予備校から地元の小規模塾まで、各所で教鞭をとってきました。
しかし、せっかく伸びる芽をもっているのに、伸ばすことができないジレンマに耐え切れず
少人数でガリガリやらせる塾を始めました。
今、私の塾の早慶国立の合格率は(無選抜ながら)30%以上はあります。
全国トップも取らせました。
でも、彼らはみんな最初はどん底でした。
予備校や大手塾なら100%腐って終わりです。
では、具体的に、
良い塾はどのようにして探して選べばいいのか?
次にそれを説明しますね。
精神性の高め方は「人」しかない
精神性の高め方はすでに述べましたが、初期状態でこれを持っている人は少ないはず。
なら、どうすれば、その状態にたどり着けるのか?
ここで、知っておいてほしいのが…
「人は、人によってしか、革新的変化を遂げられない」
ということです。
確かに一冊の本で人生が大きく変わる人もいます。
偶然見たTVで人生を変えた人もいるでしょう。
でも 、よっぽどの感受性を持たない限り、それは不可能です。
またそのような変化を持つには、前提が必要です。
つまりその前に、変化につながる何らかのエナジーチャージが必要であり、
それがあってはじめて、テレビや書物などのトリガーが働くのです。
でも、自然とそんな状況になれる人などごく少数です。
ならどうするか?
良き指導者に出会い、
成長環境を与えてもらうしかありません。
つまり、良い指導者を探すことが必要です。
ここで重要なのは、うわべだけの「良い塾」ではないということです。
これを間違えると、塾選びに失敗することになります。
次に、良い塾とは何かを考えてみたいと思います。
精神性がもっとも重要!心の強さを身につけること!
大学受験は、頭のいい人が勝つのか?
いいえ、そんなことはない。
心の強い人こそが勝つのです。
では「心の強い人」とはどんな人なのか?
次の10個の質問に答えてみてください。
- 自分の行きたい大学や、自分のなりたい職業が決まっている
- その目標をみんなに公言している(あるいは、することができる)
- そのためにすべてを捨てる覚悟がある(部活や趣味)
- 好きなことをやりだしたら、とことんやってしまう
- やらなきゃいけないことは、寝ずにでもやる
- 多少の熱でもやるべきことはやる
- 自分から相談しに行く
- やり始めたら最後までやる
- 解けなかったら、どうしようもなく悔しくなる
- 人(あるいは「あいつ」)に負けるのがイヤだ
私は、いつも生徒に、「精神こそがすべてを決める」と言っています。
精神の強さがどう顕現するかは人によって異なりますが、
上の項目で6つ以上なら「良い」、8つ以上なら「エクセレント」です。
発達段階に大きな差が出る小学生や中学生とは違って、
高校生は、身体も頭も、その本質において大きな差はありません。
勝敗を決めるのは、積上げてきた努力の量です。
そしてその努力の量を決めるのが、「精神性」です。
私は長年にわたって、
本当にどん底の生徒を、早慶や国立に導いてきました。
そしてその生徒たちは、100%強い精神を有していました。
ちなみに上の10個は、偏差値30から始めて、わずか一年で、
代ゼミ模試などで三度全国トップを取った生徒の特性です。
教育と受験のプロとして断言します。
大学受験で果てしなく上位を極めるためには、精神こそがすべてです!